数珠の選び方

【略式数珠とは】
宗派を問わず、すべての宗派のお客様にお使いいただける一重のお数珠のことで、「片手念珠」と呼ばれることもあります。

【本式数珠とは】
各宗派ごとに決められた形式のお数珠で、その宗派のお客様にのみお使い頂くことができる、二重のお数珠のことで、「正式数珠」と呼ばれることもあります。108個の玉数から仕立てあげられた格式高いお数珠です。
宗派は代々ご先祖様から引き継がれているのでお客様の宗派をご存知であれば是非、本式数珠をお選びください。

日蓮宗のお数珠は男女同じです。しかし、材質をみながら職人が「男性向け」「女性向け」に仕立てております。

男性だから、女性だからといった区別はございません。

私どもがまずお客様にお伺いするのが、「手の大きさは？」です。

男性でも手が華奢(きゃしゃ)な方は、ワンサイズ下げた数珠を、女性でも手が大きな方はワンサイズ大きな数珠を選ぶこともあります。是非、数珠を手にとってお客様にあったお数珠をお探しください。

標準サイズ
7寸：幼児や小学生低学年のお子様
8寸：女性や中学生くらいまでのお子様
尺・尺二：男性

大きく分けて、「木」と「石」があります。

木の玉は使い込むほどに色が変わり、味わい深くなります。
石の玉はそれ自体に意味やパワーがあるとされるものが多く、華やかな印象があります。

数珠選びのポイントの一つに、“愛着を持つ”ということの大切さがあります。
せっかくのご自分だけのお守りですので、気に入った材質や色の数珠をお選びください。
お住まいの地域によっては、避けた方が良いとされる材質（動物のツノなど）や房色があります。一度ご確認いただくことをお勧めいたします。
※オーダーメイドも可能ですのでご相談ください。