6月12日日曜日に、御入山行列、御草庵法要が執り行われました。

日蓮聖人が身延山に御入山されたことを記念して行われる行事です。今年は規模を縮小しての開催となりました。梅雨の晴れ間。清々しい青空の元、総門から山門まで学生を中心とした御入山行列で始まりました。

コロナ禍になり、3年ぶりの行列は、町中に御題目が響き渡り、胸が熱くなりました。例年ですと、町方や地域の方々や子ども達もお稚児さんで参加するのですが、今回は規模縮小の開催でした。しかし私個人の意見としましては、非常に厳かで、儀式的で、格式高いような感じがいたしました。

三門へ行列が到着し、一読。空を舞う散華が一段と美しく感じられました。この散華、子ども達が嬉しそうに集めていました。多すぎるほどありますので、ご希望の方はお分けいたしますのでお声がけくださいね。また、しばらくの期間、修理やご注文いただいたお数珠やお品物とともに皆様にお届けしようかと考えております。

その後、御草庵へ向けて移動し、法要が執り行われました。コロナ禍ではありますが、やっと色々な物事が前を向いて動き出しているな、ということを感じさせてくれた開闢会でした。